宿・キャンプ場

注意:各項目の横にある日付時点での情報です。
このページの情報は私が実際に訪ねて調査した所のみ載せてありますが、
他にももっと安くて良いホテルやキャンプ場が存在しているかもしれません。

 ロシア
宿: ロシアのホテルはΓОСТИНИЦА(ガスツィーニツァ)と表示され、特にシベリア地方では「HOTEL」と表示されていることはまず無いと思った方がよい。設備の割に宿泊料金がかなり高く、例えば水も出ないのに500ルーブル(約2,000円)以上もとられたことがあった。ある所ではその町で一番良いホテルなのに夏期はお湯が出ず、水シャワーだったことも....。
 また、自動車やバイクで旅している人の事を全く考えていないようで、敷地に駐車場のあるところは皆無だ。それでも近くに有料の駐車場(アフトスタヤンカ)があればまだましなほうだが、無ければ事実上泊まることが困難。(路上駐車しているといじり倒されたり盗まれる可能性大)
 ホテルの絶対数も少なく、町じゅう走り回ってやっと見つけたホテルが満室で断られた事も多い。また、ビザのレジストレーション(外国人登録)の関係か、外国人旅行者は部屋が空いているのに断られたりすることも多かった。
 宿によっては夜8時以降翌朝8時までの宿泊が半額になることがあったので料金設定をよく訊くと節約できる。

キャンプ場: シベリア地方では道を外れた物陰でブッシュキャンプが可。但し、絶対に人に見つからない場所でキャンプしないと強盗が来ることになる。夏期のシベリアは蚊がひどく、テントの外でゆっくり炊事できる状態ではない。
 しかし、バイカル湖のオリホン島付近は夏期でもほとんど蚊が出ず、快適なキャンプができた。利用したことはないが、オリホン島に有料のキャンプ場もあり。

 ウラジオストクのホテル (2003/6)

ウラジオストク ホテル (ΓОСТИНИЦА ВЛАДИВОСТОК)
690090, г. Владивосток, ул. Набережная, 10
ツイン 1434ルーブル(約5,800円)
GPS: N43'06'50.0" E131'52'32.0"

ウラジオストク駅とシーターミナルからまっすぐのびる道を上って行くと右手に見える。シーターミナルまで徒歩圏内なので何かと都合がよい。
ホテルの前に24時間ガードマン付きの駐車場があるが少々高い。バイクはガードマンの詰め所前にカバー、ワイヤーをかけておく。バイク一台一泊100ルーブル(約400円)。
インターネットは2Fのビジネスセンターで使える。日本語IMEインストール済み。自分のPCも接続可。一時間100ルーブル。

 ハバロフスクのホテル (2003/6)

ホテル アムール (ΓОСТИНИЦА АМУР)
680000, г. Хабаровск, ул. Ленина, дом, 29
ツイン 1000ルーブル(約4,000円)
GPS: N48'28'19.4" E135'04'29.8"

バイクは近くの有料駐車場(24時間ガード付き)にとめられる。バイク一台一泊50ルーブル。
1Fにインターネットカフェがあって便利。一時間30ルーブル。
レストランはバカ高いが、近くに安いカフェや食品店がある。

 ナバブリェイースキーのホテル (2003/6)

ホテル ボストク (ΓОСТИНИЦА ВОСТОК)
п. Новобурейский Амурской области,  ул. Советская
ツイン 468ルーブル(約1,800円)
GPS: N49'47'40.4" E129'52'19.9"

隣が警察署で、バイクはホテルの裏手にある警察署のガレージに入れてもらえる。

 ウランウデのホテル (2003/6)

ホテル ブリヤチア (ΓОСТИНИЦА БУРЯТИЯ)
ул. Коммунистическая, 47A
ツイン 540ルーブル(約2,160円)
GPS: N51'49'55.0" E107'35'08.7"

ホテル前に駐車場があるが、夜間は危なそうなのでホテルバイカルの隣にある駐車場(バイク一台一泊50ルーブル)に入れた。
四階にビジネスセンターがあるが、管理人が留守になることが多く、インターネットも繋がりにくい。
レーニンの頭像近くの郵便局にネットカフェがあり、自分のPCも接続させてくれる。但し、サーバーの設定のため繋がるのはHTTPのみで、POPやFTPは繋がらなかった。一時間35ルーブル。

 イルクーツクのホテル (2003/7)

ホテル アガト (ΓОСТИНИЦА АГАТ)
ツイン 1,000ルーブル(約4,000円) チェックアウト12時
ただし、夜8時以降〜朝8時までなら半日扱いなので半額になる。

GPS: N52'17'30.4" E104'16'14.8"

このホテルではビザのレジストレーションができないため、ホテルアンガラにて有料(100ルーブル)でレジストレーションしてもらった。
駐車場は近くの道路の高架下。バイク一台一泊50ルーブル。
ネットカフェはカールマルクス通りとレーニン通りの角付近の階段を下りた地階に有り。一時間42ルーブル。

 バイカル湖・オリホン島のキャンプ場 (2003/7)

オリホン島は有料のキャンプ場もあるが、湖畔はどこでもキャンプ可。
↓このあたりは特にロケーション良し
GPS: N53'16'52.3" E107'33'41.3"
フジールの村ではB&Bも見かけた。

 クラスノヤルスクのホテル (2003/7)

ホテル オグニ・エニセーヤ
ツイン 680ルーブル (約2,720円)
別料金でホットシャワーが50ルーブル、レジストレーションが25ルーブル。
GPS: N56'00'26.8" E092'52'37.6"

駐車場はホテル前の道を右へ行って橋の下をくぐった先に有り。バイク一台一泊40ルーブル。
隣のインターネットカフェは閉鎖されているが、ミーラ通りとスリコバ通りの交差点付近に有り。

ホテル クラスノヤルスク
ツイン 1020ルーブル(約4,000円)
GPS: N56'00'32.4" E092'52'11.4."

 ノボシビルスクでは5〜6軒まわったもののほとんど満室、やっと見つけたホテルは一泊90ドルとバカ高だった。

 

 モンゴル
宿: モンゴルは設備相応の安いホテルが多く、表示も「HOTEL」と書いてあるので探しやすい。地方へ行くとツーリストキャンプが多く、ゲル(遊牧民のテント)を利用した宿泊施設がUS$3〜US$10程度で利用できる。それらは地図にも載っているし道路にも標示が出ているので探すのも簡単だ。

キャンプ場: いわゆる日本のようなキャンプ場はほとんど無いが、モンゴル全土がキャンプ場みたいなもので、道から草原に入り丘をひとつ越えたら快適なキャンプ地が見つかる。人けがないように思える大草原でも、遊牧民はどこにでもいてテントを張っていると馬に乗ってやってくる。一般的に遊牧民は素朴で穏やかな人々なので問題なし。(時々酔っぱらいもいるけど)

 ウランバートルのホテル (2003/7)

民宿あづさや
国営デパートから西へ三軒目のアパートの一階。(入り口は裏側)。
バイクは近くのコンテナの中に保管させてもらえる。宿内にインターネット有り。改装中で泊まらなかったため宿泊料は不明。(ドミトリーで数ドル、個室も有り。

ホンゴルゲストハウス
ドミトリー 一人 4ドル

民宿あづさやの隣。日本人宿のあづさやとは姉妹店にあたり、欧米人旅行者を主体にしている。個室もあり。
バイクは近くのコンテナの中に保管させてもらえる(無料)。
宿内にインターネット有り。自分のPCも接続可。一時間500Tg(約50円)。

 

 ツェンヘル温泉 (2003/7)

宿泊及び入浴はジグール社のツーリストキャンプとシベートマンハン・ツーリストキャンプが営業中。
GPS: N47'19'16" E101'39'25"

モンゴルは各地にツーリストキャンプがあり、宿にはほとんど困らない。

 

 カザフスタン
宿: カザフスタンのホテルは敷地内に駐車場があるところが多く、宿泊料金もロシアほど高くはなかった。

キャンプ場: キャンプ場は見なかったが、道から外れればキャンプする場所に困らない。

 セメイのホテル (2003/8)

ホテル セメイ
Kabanbay Batyr 26, SEMEY
ツインルーム トイレ・シャワー別 1000Tenge(約800円) 他にもトイレ・シャワー付きのいい部屋(US$50)もあり。
GPS: N50'24'54.5" E080'15'35.8"

シャワーは50Tengeで使用できる。
ホテルの裏に有料駐車場、扉付きガレージあり。バイク一台一泊50Tenge。
ガレージでは高圧洗車機による洗車も可(一台100Tenge)。
インターネットはビジネスセンターで利用できる。自分のPCも接続可。一時間100Tenge。

 アルマトゥイのホテル (2003/8)

ホテル アルマトゥイ
ул. Кабанбай Батыра, 85
シングルルーム 3300Tenge (約3,000円)
GPS: N43'14'59.9" E076'56'42.9"

設備の整った高い部屋もあるが、一番安いシングルルームを二人で利用。
駐車場はホテル裏手、電話局の向こう側にあり。バイク一台一日100Tenge。
インターネットは一階のビジネスセンターで利用できるが、1分10Tenge(約8円)と高値。

 

 キルギスタン
宿: キルギスタンのホテルは敷地内に駐車場があるところが多く、宿泊料金も安い。(但し、設備は値段相応)
イシククル湖周辺などにはクバルチーラと呼ばれる民宿が多く、一泊約US$3〜宿泊できる。道路に案内看板(СДАЮ КБАЛТИРА)が出ているので探しやすい。

キャンプ場: キャンプ場は見なかったが、道から外れればキャンプする場所に困らない。
カラコルのヤクツアーホステルの敷地内でキャンプ可。
ソンコル湖・イシククル湖の湖畔や、温泉地アルチンアラシャンにもキャンプのできるところがある。

 ビシケクのホテル (2003/8)

ホテル セメテイ SEMETEY
ул. Токтогуп 125
ツイン 844ソム (約2,600円)
GPS: N42'52'21.5 E074'35'55.5

バイクは斜め向かいの駐車場に入れる。バイク一台一泊20ソム。

サブルさんの家
Razzakov 21
2〜3人部屋ドミトリー一泊二食付きでUS$8〜(料金は部屋によって違う)
GPS: N42'52'08.0" E074'36'15.1"

看板はないので、ドイツ大使館の向かい側の白い門を目印に訪ねる。
バイクは敷地内に置ける(無料)。
インターネットカフェは徒歩圏内にあり(宿の情報ノートを参照)。

ホテル サリーチェレク (Hotel Sary Cherek)

Orozbekov 87
ツイン 400ソム(一部屋)
N42'52'53.0" E074'36'12.4"

夏期は水シャワー。
バイクは入り口付近に置くが、駐車料金20ソムで一晩中見張っていてくれる。
インターネットカフェは市内中心部に多数あり。

 カラコルのホテル (2003/8)

ヤクツアーズホステル (Yak Tours Hostel)

Gagarina 10
一人350com(二食つき)
N42'29'18.9" E078'23'35.5"

バックパッカースタイルの宿。
オーナーのバレンチンさんはソ連時代のモトクロストレーナー。機械好きで、四輪バイクも自分で作成してしまうほど。
バイクは敷地内に駐車可。
周辺の山へ入るときに荷物を預かってくれるので、キャンプ道具だけ持ってアルチンアラシャン温泉へ行くことができる。

 

 ウズベキスタン
宿: ウズベキスタンのホテルは敷地内に駐車場があるところが多く、宿泊料金も安い。(但し、設備は値段相応)

キャンプ場: キャンプできそうな場所はあまりなかった。

 タシケントのホテル (2003/8)

ホテル ハドラ (Hotel Xadra)

56A, Ghafar Ghulom, Toshkent
ツイン 12,000スム(約US$12) (一人なら6,000スム)
N41'19'24.9" E069'14'39.4"

サーカスの向かい側。
バイクはロビーに入れさせてもらえる。(無料)
インターネットは最寄りの地下鉄駅入り口近くにあり。
5Fにツアーエージェンシー「YASUMINAツアー」があり、隣国のビザ取得やウズベキスタンビザの延長が可。

 

 トルクメニスタン
宿: トルクメニスタンのホテルは設備の貧弱さにもかかわらず宿泊料金がバカ高だ。ある時はまともにお湯も出ず、シャワーも壊れているような安っぽいホテルにUS$60も取られたことがあった。トルクメニスタンの人と思しき人も泊まっていたのだが、平均月給が60〜80ドルのこの国のこと、どう考えても一ヶ月分の給料に相当する大金を払って泊まっているとは思えない。あとでわかったことなのだが、現地人は自国通貨マナトで支払いができ、しかも日本円換算にして僅か数百円で泊まっていることがわかった。
 トルクメニスタンで外国人はホテルへの宿泊にドル払いしかできないとのこと。しかしそのドル払いでのレートが外国人料金になっていて、法外な額になるらしい。まるで国家ぐるみでぼったくっている感じだ。
 ホテルはたいてい大きな町に一軒しかないので選択肢が無いのが悔しいところ。

 マリーの町で宿を探すときはロンリープラネットを参考にしよう。ここでは書けないけど、重要なヒントが書かれている。

キャンプ場: 砂漠に入ればキャンプ地に困らない。

 

 イラン
宿: 清潔で快適な安宿が多いので宿探しには困らない。しかし、地方都市ではホテルの表記がアラビア文字なので、地元の人に訊いて場所を教えてもらう。

キャンプ場: キャンプ場はあるようだが、場所がよくわからなかったため利用せず。

 

 トルコ
宿: ホテルは多いので探すのには困らないが、イラン方面からから来ると宿泊料金が高く感じる。
「HOTEL」の表示の他、トルコ語で「Oteli」と表示されている。

キャンプ場: 観光地や景勝地の周辺には欧米並みに設備が整ったキャンプ場が多い。

 

 


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