みどりの遊び場

バイク

ここでは、バイクに関連したテーマを集めています。初歩的なメカニック項目も扱っていきます。

【旅のバイク選び】

 よく話題となるこのテーマ。私は次の点について考慮してみてはどうかと思います。

●自分の大好きなバイクで、ぜひ旅のパートナーとしたいという思い入れのあるバイク
 バイク選びの中で一番大事なことは、「自分の好きなバイクで行く。」ということです。あばたもえくぼ、好きなものなら何でも許せてしまうのでしょう。でも、「ぜひこいつと一緒に行きたい。」という熱い思い入れがなければ、ただ好きなバイクというだけではお勧めしません。バイクによっては明らかに行動範囲を狭めてしまうこともありますから。それも分かって納得したうえで選んだ方がよいと思います。

●そこそこ走破性のあるオフロードバイク 
 特にこれで行きたいというバイクがない人だったら、私は迷わず走破性のあるオフロードバイクを勧めます。今回もシベリア横断をしましたが、バイクによっては横断をあきらめ、列車に乗せなくてはなりませんでした。その場合、お金もかかるうえ、知的好奇心を満たすことができません。テクニックや状況などによりますが、バイクの走破性能だけでもよければ行動範囲は広がります。そのおかげで素敵なチャンスに出会うこともできました。
 
●フレームの作りがしっかりしたバイク
 ツーリングバイクなので、荷物を載せることを考えた方がいいでしょう。一人乗り用のレーシングバイクは軽さを重点に置いていますので、フレームの作りが柔です。二人乗り用のしっかりした作りのバイクを選び、場合によってはフレームの補強も考えます。軽さと強さという相反するものの微妙なバランスが難しいところです。

●軽いバイク
 重いバイクは安定性がいいのかもしれませんが、できたら自分一人で起こせる軽さのバイクがいいです。いつも周りに助け起こしてくれる人がいるとは限りません。自分で起こせるか起こせないかによって、行動範囲が変わります。

●足着きがよいバイク
 背が低い私はこれに苦労しました。足を着く時間よりも走っている時間の方が長いのだから、大した問題ではないと言う人もいましたが、私には大切に感じました。都市部の渋滞で、足着きが悪いバイクにふらふら乗っていたのでは危なくて仕方ありません。荒れた道も足をバタつかせながら走行を補うことができません。私の場合、車高を下げることによって膝がきつくなりましたが、それでも足が着くようになって大変助かりました。特に女性の場合は支える力も弱いので、足が着く安定性のあるバイクがいいと思います。

 


←戻る