国境越え・ビザ・通関
注意:各項目の横にある日付時点での情報です
モロッコ |
【ビザ】 (2003/12) 日本人の場合、三ヶ月以内の観光はビザ不要。 【入国・通関】 (2003/12) アルヘシラスからタンジェへ船で入国。(フェリーはバイク一台+パッセンジャー一名で45.90ユーロ) モロッコ船なので客層がとっても悪い。 【出国】 (2004/1/16) モーリタニアのヌアジブー方面へ出国。
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モーリタニア |
【ビザ】 (2003/12) スペインのマドリードでモーリタニアビザ(一ヶ月シングル)を取得。顔写真二枚、費用53.50ユーロ、日本大使館のレターが必要。レターは基本的に翌日発行だけど、頼めば即日発行も可。ビザは2〜3営業日で出来上がる。 この他、モロッコのカサブランカ(Rout Del Jadila
382)でも取得可。 【入国】 (2004/1/16) モロッコ側最後のガソリンスタンドから約80km(ダクラからは約360km)でモロッコ・モーリタニア国境。この先5kmで舗装が切れ、本格的な砂漠ルートに。ピストを走って10km先のモーリタニア側国境ではイミグレで5ユーロ、カスタムで10ユーロ(カルネを使わない場合)徴収される。どちらも賄賂くさい。 【出国】 (2004/1/) Diamaから出国。詳しくはセネガルの項参照。
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セネガル |
【ビザ】 (2004/1) 日本人の場合、三ヶ月以内の観光はビザ不要。 【入国・通関】 (2004/1) モーリタニアからセネガルへの入国は、悪名高き"Rosso"を避け、"Rosso"から西へ100km先の国境"Diama"を通過。Diamaへの行き方は、ヌアクショット方面から来た場合、ロッソの町の手前数百メートルにあるTOTALのガソリンスタンド脇(川側)からダートを西へ入る。すぐにセネガル川の土手が見えてくるので、その土手沿いに走り西へ約100km行くとDiamaの村へ着。 このほか、ガンビアから二度目の入国をしたが、ガンビア東部 Basse〜Badiaraの国境では完全無料で問題なく越境できた。が、地元の人は賄賂を取られそうになり、大声で歌を歌って切り抜けていた。「♪私たち貧しい民衆からお金を取る気か〜」というような歌詞に聞こえた(!?)。 【出国】 (2004/1) セネガルに三方を囲まれた国ガンビアへ出国。入国時賄賂(?)をたんまり採られたが、出国は無料で特に問題なかった。Kidiraよりマリへ出国するときも問題なし。
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ガンビア |
【ビザ】
(2004/1)
セネガルの首都ダカールで取得。 【入国・通関】 (2004/1) カルネ使用で問題なく通関。
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マリ |
【ビザ】
(2004/1/)
モーリタニアの首都ヌアクショットにて取得。 【入国・通関】 (2004/3) カルネ使用でイミグレもカスタムも無料。賄賂を取られそうになるけど払う必要なし。カスタムは道路脇にあるが、ポリス(イミグレ)がわかりにくい場所にあるので村の人に訊いて行く。
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ブルキナファソ |
【ビザ】
(2004/3/)
マリの首都バマコで取得。在バマコ ブルキナファソ大使館は最近移転したため、2001年度版のロンプラに載っている場所には何もない。 【入国・通関】 (2004/3/) マリ〜ブルキナ(Koro-Thiou)の国境越えは賄賂請求なども無く全く問題なし。通関はカルネ使用。道も時々浅いコルゲーションが出る程度の快適なフラットダート。但し、ワヒグヤの先からYAKOに行く道で有料道路(CFA200)有り。
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ガーナ |
【ビザ】
(2004/3/26)
ブルキナファソの首都ワガドグで取得。三ヶ月有効60日のシングルエントリービザは翌日又は翌々日発給。写真4枚、費用CFA15,000 【入国・通関・両替】 (2004/3) Ouessa-Hamaleを通過。通関はカルネ使用。ガーナは公用語が英語なので楽々。両替はブルキナファソ側にストリートチェンジャーがいる。
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トーゴ |
【ビザ】
(2004/4/)
ガーナ・アクラにてCFA20,000で取得したのだが、ブルキナファソで取得すればCFA10,000で取れる。マリのブルキナファソ大使館ではトーゴを含む五カ国ビザが取得できる。 【入国・通関・両替】 (2004/4) ガーナ〜トーゴ間はAflao〜Lomeの国境を通過。変なオヤジが勝手についてきて税関の場所など色々教えてくれるけど、後でガイド料請求してくる魂胆がうかがえたので、ずーっと無視。
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ベナン |
【ビザ】
(2004/4)
Aneho国境で取得。CFA10,000/pp 国境で取得できるのは48時間のトランジットビザなので、48時間以上滞在する場合はコトヌーのイミグレーション(N06°21'09.5"E002°25'21.1")で延長手続きをとる。 【入国・通関】 (2004/4) 通関はカルネ使用。まったく問題なし。 |
ナイジェリア |
【ビザ】
(2004/3)
マリの首都バマコで取得。ナイジェリアビザは原則的にその国の居住者にしか出さない事になっているのだが、特例(!?)で発給してくれた。 【入国・通関・両替】 (2004/4) ナイジェリア南部、特にラゴス周辺は治安が悪いため、ベナン〜ナイジェリア間の国境はコトヌーから約500km北上してNikki〜Tchikandaの国境を通過。ここはのどかな田舎の国境なので係官も親切。但し、ナイジェリア側の道は極悪路なので雨期は通行困難。
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カメルーン |
【ビザ】
(2004/1)
セネガルの首都ダカールにて取得。カメルーンのビザは取得してから3ヶ月以内に入国しなければ無効になってしまうため、なるべくカメルーン近辺の国で取得したい。しかし、2004年時点では、西からのルート上だとセネガルとナイジェリアのラゴスにしか領事館が無かった。治安最悪な町ラゴスは避けたかった為、やむを得ず遠く離れたダカールで取得。 【入国・通関・両替】 (2004/4) Belel〜Gaschigaの国境を通過。カルネのほかに通行許可証(パサバン)を作成。パサバンにはCFA500の印紙が張ってあるので全く無料ではないと思うが、最初CFA7,500/台(約1,500円)と言ってきたけど、明らかにぼっているので「これしかないよ」とナイジェリア通貨の余りN700(約600円)出して二台分の書類を作ってもらった。 【出国】 (2004/4) Kye-Ossi〜Meyo-kyeを通過。税関はKye-Ossiの町の手前、イミグレは国境の3km手前にあり。税関ではカルネの手続きのほか、パサバンに裏にサインをもらい返される。イミグレではCFA5,000/ppの賄賂を取られそうになるが、30分くらい粘って無料で出国スタンプを押してもらった。(カメルーンの役人は腐ってるな〜)
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ガボン |
【ビザ】
(2004/5)
カメルーンのヤウンデで取得。シングルエントリー1ヶ月ビザがCFA35,000 ヤウンデのガボン領事館とコンゴ共和国領事館は、町の北部の"Bastos"地区にあり、両大使館は徒歩1〜2分の至近距離。ガボンビザを午前中に申請したら午後2時半に発給、その足でコンゴ大使館へ行き当日中に申請することができる。コンゴビザの受け取りは翌営業日の朝9時。 【入国・通関】 (2004/5) Kye-Ossi〜Meyo-kyeを通過。税関は国境の橋を渡ってすぐ右側、その先の左側では軍のパスポートチェックを行う。ここにイミグレはないので12km先のBITAMの町で入国スタンプをもらう。イミグレの場所は、つぶれたシェルステーションのはす向かい。(N02°04'45.7"E011°29'33.1")
ここではパスポートの顔写真のページとガボンビザのページのコピーが必要。コピー屋は数十メートル先にあるけど高いので事前に取っておく。(出国時にもコピーが必要)
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コンゴ共和国 |
【ビザ】
(2004/5)
カメルーンのヤウンデで取得。シングルエントリー1ヶ月ビザCFA50,000 【入国・通関】 (2004/5) ガボン〜コンゴ共和国の国境越え手続きはガボンのN'Dendeから始まってコンゴのNyangaまで約97kmがかり、各チェックポイントはガボン側4カ所・コンゴ側7カ所も!。その上悪路と相成って越境に丸一日要した。コンゴ側最初のポリスチェックで荷物全部チェックされたが双方賄賂請求ほとんどなし。
雨期終わりのこの地方、雨が降っていなかったためか水たまりは浅かったのだが、国境から"Moussogo"までの10kmは、やはり車一台分の幅しかない狭い道に、道幅いっぱいの水たまりが連続。一度だけ泥沼にはまってしまったが二人で引っぱり出してなんとか脱出。一人だと抜け出せなかったかも。 N'Dende〜Pointe Noireまでガソリンが無いので注意。ガボン側の最後の町N'dendeで満タン、プラス予備タンク10リッターでなんとかギリギリセーフ。真っ直ぐ走れば400kmで済んだはずが、道を間違えたため約480km無給油だった。
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アンゴラ |
【ビザ】
(2004/5)
ガボンの首都リーブルビルで取得。要写真二枚・手数料CFA60,000(約12,000円) 【入国・通関・両替】 (2004/5) コンゴ共和国のポイントノワールから真っ直ぐカビンダへ向かうメジャールートを通過。いずれも賄賂請求などなく問題なし。イミグレ・税関とも無料。税関では入国時にもらった「パサバン」にサインとスタンプをもらいポリスに提示して終了。あと、コンゴ側出国時にコレラの保菌者でないことを証明するスタンプが必要だと言われ、それにCFA2,000かかった。(医療的なチェックは無し) 尚、このスタンプは黄熱病のイエローカードに押され、アンゴラ入国時にチェックされる。但し、半年以内にコレラの予防接種を受けていればスタンプは必要ないらしい。
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ナミビア |
【ビザ】
(2004/6)
日本人の場合、三ヶ月以内の観光はビザ不要。 【入国・通関・両替】 (2004/6) カルネ無しで入国。通関手続きもイミグレの隣の窓口で簡単。そこではカルネの有無に関わらず"Cross
Border Charge Permit"なるものが課金され、バイク一台N$70(約1,400円)かかる。尚、この料金はナミビアドルのみでしか払えないので、ナミビアへ入る前にアンゴラ側で換金しておく必要あり。
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南アフリカ |
【ビザ】
(2004/6)
日本人は三ヶ月以内の観光はビザ不要。 【入国・通関】 (2004/6) カスタムもイミグレもシステマチックで手際がよい。パスポートにバーコード付きの入国ステッカーが貼り付けされる。バイクはほとんどフリーパス。
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レソト |
【ビザ】
(2004/7)
日本人の場合、三ヶ月以内の観光はビザ不要。 【入国・通関・両替】 (2004/7) 南ア〜レソト間の国境越えはほとんど問題なし。国境にパスポートコントロールがあるだけでバイクはフリーパス。ボーダーによって違うかもしれないが、今回越えた南西部の"Makhaleng
Bridge"は南アからレソトに入るときの橋の通行料に4ランド(約80円)かかった。
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ボツワナ |
【ビザ】
(2004/7)
日本人の場合、90日以内の観光はビザ不要。 【入国・通関】 (2004/7) カルネ使用しない場合、P40(約US$10)で短期通行許可証発行。それと交通安全税P20(約US$5)払う。
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ザンビア |
【ビザ】
(2004/7) 国境で取得可。二週間シングルUS$25(ドル払い。南アランドでも支払えるが、レートがかなり悪い) 【入国・通関】 (2004/7) カルネ無しの場合、無料で一時輸入許可証を作成してくれるが、その有効期限が一週間のみ。一週間以上滞在する場合は町の税関で延長する。(延長手続きも無料)
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ジンバブエ |
【ビザ】
(2004/8)
"Chirundu"より越境。ジンバブエビザは国境で取得可。シングル/ダブル/マルチエントリービザがUS$30/US$45/US$55。USドル・ポンド・南アランド払で支払い可。 【入国・通関】 (2004/8) バイクの通関はカルネ使用しない場合、無料で一時輸入許可証を出してくれる。ほか、カーボンタックス(排気ガス税?)なるものが課税され、バイク一台US$6/月。それに対人保険がUS$10(一ヶ月有効)かかる。いずれもUSドル払いのみ。お釣りがないことが多いので少額紙幣必携。
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モザンビーク |
【ビザ】
(2004/8)
ジンバブェの首都ハラレで取得。在ハラレモザンビーク大使館(S17°49'22.6"E031°02'34.2")の受付時間は朝8時〜昼12時。必要なものは写真二枚と費用、シングル/ダブル/マルチエントリーがそれぞれUS$20/35/45。ジンバブエドルでも支払うことができ、その場合公定レートで計算されるので闇両替して払うとお得。 【入国・通関・両替】 (2004/8) Vumba→Machipandaを通過。かかった費用は入国税に30,000メティカシュ(または10,000ジンバブエドル)。バイクはカルネ無しで通関し一時輸入許可証の発行に25,000メティカシュ(ドル払いの場合はUS$1)。それに自動車保険(30日有効)がUS$12又は
280,000メティカシュ。(ドル払いの方が安い)
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マラウィ |
【ビザ】
(2004/8)
日本人の場合、30日以内の観光はビザ不要。 【入国・通関・両替】 (2004/8) カルネ無しの場合、一時輸入許可証 MK600 自動車保険 MK1500。 |
タンザニア |
【ビザ】
(2004/9)
国境でも取得できるが、ジンバブエの首都ハラレで取得。在ハラレ タンザニア大使館(S17°49'15.2"E031°02'28.4")はモザンビーク大使館から徒歩5分。営業時間は朝8時〜夕方3時半まで。必要なものは写真二枚と費用シングル/ダブル/マルチエントリーがそれぞれUS$20/40/100でUSドル払いのみ。当日か翌日発給。2004年9月からシングル/ダブルUS$50/100に値上がりされた。 【入国・通関】 (2004/9) カルネ無しの場合でも無料で一時輸入許可証を発行してもらえる。
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ルワンダ |
【ビザ】
(2004/9)
国境で取得可。(二週間シングルUS$60〜) ルワンダのビザはゴリラのホログラムが付いている事で有名だが、国境で取得できるビザにはホログラムが付いていない。 【入国・通関】 (2004/9) タンザニアからはルワンダへ入国しようとしたものの、ビザがUS$60までに値上げされていたため諦めてUターン。1〜2日で抜けられる小さな国なのにトランジットビザでさえUS$60は高すぎる!バイクの通関は、カルネ無しの場合RF5000(約US$9)で一時輸入許可証を発行。
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ウガンダ |
【ビザ】
(2004/9)
国境で取得可。一ヶ月シングルUS$30 【入国・通関・両替】 (2004/9) Mutukulaより越境。一時輸入許可証は隣国ナンバーの車両にしか発行してもらえず、それ以外の国の車両はカルネ通関が基本。カルネがない場合、通関エージェントに書類を作成してもらうのだが、手続きが面倒な上、その手数料にバイク一台約U$120かかる。 首都カンパラ以外、TCを両替してくれる銀行が限られる上、国際ネットワークに対応したATMもほとんどないので、僻地から入国する場合米ドルやユーロのキャッシュ必携。(但し、地方都市の銀行の両替レートはカンパラの銀行や両替所のレートより10%以上悪い)
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ケニア |
【ビザ】
(2004/9)
国境で取得可。3ヶ月シングルUS$50。 【入国・通関・両替】 (2004/9) カルネ無しで通関する場合、多額の保証金を預けなくてはならず、更に国境にバイクを預けてナイロビまで手続きに行く必要がある。カルネ通関の場合でも一週間以上滞在する場合US$20の道路税が課税される。 タンザニア国境"Namanga"に両替所あり。 |